会社経営なんてギャンブル。投資もギャンブル。よく書店に置いているけど皆よくやるよな。。。怖くてできないし。やっぱり貯金が一番かな、と考えていました。
しかし、そうはいっても、今不自由はないけど、自由でもないな、やっぱりこれでいいのかな?と考え始めた時、本書を読み始めました。
痛みなくして得るものなし、これが大原則。
投資というリスクをとらないと得られないものがあるから投資するし、
会社経営というリスクを取らないと得られないものがあるから会社経営を始める。
行動を起こした結果、得られるものと、失敗したときの痛みは表裏一体。
常に、何も捨てないと、手に入るものもそれ相応のもの。欲しいなら捨てよう。
そういった考え方が一つ身についたと思います。
作者紹介
著者:石角完爾
難関の試験を経てユダヤ教に改宗し、現在ユダヤ人。米国認定教育コンサルタント。スウェーデン在住。京大卒、弁護士。
本の内容紹介
タルムードとは、古代ヘブライ語で研究、学習を意味する言葉。内容は日常生活からあらゆる事柄にるいての規範と詳細な議論について記しています。
この議論を幼い子から大人まで理解し、納得できるようにユダヤには膨大な説話が残されています。
本書では、こうした説話が紹介されており、マネー、ビジネスにおける様々な困難を乗り越える考え方や知恵を与えてくれる一冊となっています。
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』で学べる事
「リスク」についての考え方を学べるようになる。
リスクを取らなければ何も得られない。
リスクを取りすぎると身を亡ぼす可能性が高くなる。
これらから言えることは、適切なリスクを取ることが重要だということです。とはいっても、適切なリスクがどの程度のリスクなのか、最初はわかりません。そのため、
最小のリスクで着実な成果を狙いなさい。
行動に移す前にリスク分析をしなさい。などと言ったことを伝えるための説話が紹介されています。
小さな成果を積み重ねることの大切さが学べる。
欲張らず、すぐ叶えられる小さなことから着実に実践していく。
着実に手に入る日々の糧が一番大切。
これを繰り返すこと。
これも言われれば当然で、いろいろな場面で聞いたことがあるフレーズだと思うのですが、大昔から伝えられてきた説話を通じて伝えられると説得力があります。
実際に本書で学んだことを実践してみた。
私は、これまで、学生時代から、特に社会人になってからは、勉強にたくさん時間をかけてきました。しかし、今振り返ってみると、結局何が残ってるのかわからないと思うことが常々ありました。
本書を読んで、学んだことが、積み重ねになっていない為、良くないんだなと思い返しました。一度勉強したことであっても、同じことを何度も調べてしまい、時間ばかり浪費してしまっていたな、と、今になって思います。こんなことをやっているから何をやっても結果につながらないのだと思います。
このような自分を振り返ってみて、ブログ、PCに自分の進捗を残すようにしています。
プログラミングで副業するなら、その勉強を一日30分ずつでも進める。それを残すこと。これを大切にして進めていきたいと思います。
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』がオススメの人!
私のように、リスクの取り方が分からない人、取らない人。つまりは、石橋叩いて結局渡れない人にオススメだと思います。世界が少し広がると思います。
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』がオススメじゃない人!
リスクの取り方が分かっている人。
実践しながら適切なリスクの取り方を学んでいっている人を指しますが、それでも読んだ方が良いと思います。
あと、わが道を行く人。こういう方にはオススメではないかなと思います。
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』を読んで思ったこと
本書の内容は、日本文化特有の精神論ではなく、西洋文化の影響か、本筋の部分が論理的でわかりやすい。ビジネスでもなんでも、成功したいのであれば本書の通り、少しずつ継続されることができれば、成功できるんじゃないか、と思わせてくれるような内容だと思います。少なくとも確実に進捗はするはずです。
リスクを取るのが怖いというのも、よくわからないから怖いだけで、取れるリスクを分析して考えていけば、少しずつリスクを受け入れることができるものだな、と。そう思うようになりました。
コメントを入力