はじめに
リセールバリューの高い車に乗って、高いうちに乗り換えれば得するという話を聞いたことがあります。
実際乗りつぶすのと比較してどの程度、得するのかを簡単に見積もってみました。
見積の前提条件
車種:アルファード(ハイブリッドX)
リセールバリュー:下表(参照URLから引用したデータです。)
参照元URL:https://cplusweb.com/resalevalue/
計算条件:
・3,5,7,10年(10年は乗りつぶしのイメージ)ごとに車を乗り換え、各ケースごとにかかる合計費用を算出。
・このサイクルを続ける年数は20年、30年、40年、55年。
・乗り換え後は全く同じ車種を同じ価格で購入して乗り継いでいくものとする。
・買取はリセールバリューの率を新車価格へ掛けた額を採用
結論
・リセールバリューを気にして乗り継ぐのであれば、3年ごとに買い替えるのが最も低コスト。
・5年、7年まで乗ってしまえば、10年かけて乗りつぶした後に買い替えた方が、買い替えの頻度は下がるため、合計の費用は少なくなる。
・3年後買い替えと10年乗りつぶして買い替える場合を比較すると、一生乗り換え続ける場合に限って買い替えた場合の方が低コストになる。
55年(25歳から80歳)まで買い替え続けることができれば、買い替えた方が安くなりました。その差は150万円。5年以上乗ってしまうと、それだけで、3年買い替えに比べて、合計で400万円程費用がかかってしまうことになりました。
20,30,40年間と比較的短い期間で買い替えサイクルを継続した場合は、乗りつぶした方が費用が少なくなっています。
結局、最もコストがかかりにくい可能性が高いケースは、乗りつぶすまで乗ったケース、となりました。乗り換えから乗り換えまでの間の費用で見れば、必要な費用は「購入する車体価格ー買取価格」、それを使用した年数で割れば、年間費用○○円で乗ることができるので、得するように思います。
しかしながら、今回の計算では、乗りつぶした方が低コストとなりました。
今回の計算では、乗りつぶすまでにかかる自動車のメンテ費用等は全く考慮していませんので、そのあたりを加味すれば結果は変わるかもしれません。
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