書籍の電子化について

はじめに

本の電子化(自炊)作業を行ったので、その内容について記載します。以前は、本の電子化に対してはネガティブなイメージを持っていたのですが、いざやってみて、結論から言えば、電子化により、何の問題もないです。読みたいものは読みたいときにスマホで読める、重い本を持ち歩く必要がない。

そもそも、一度読んだ本を、もう一度読もうとも思うことがあまりない、その上、思ったとしても、本棚から探そうとすることが面倒なのでやめてしまうことが多いため、紙ベースとして置いておく必要がなかったなと感じています。

電子化しようと思った理由

それまで家には本が多くありました。本棚にして、3つ。壁一面が本棚という状態。

家もそこまで広くないため、いずれどうにかしないといけないとは考えていました。引っ越す予定もないし、本のためにに大きな家に引っ越すほど絶えず本を読んでるわけでもない。

スマホで電子書籍を購入して読む機会も増えてきて、あまり読んでいて、読むことに対して、電子書籍のデメリットとして、クリティカルなものがないな、と思い、まず本棚一つ分やってみようと考えました。

紙ベースの本を捨てたくなかった理由

そもそもそれまで、電子化に対して気が進まなかったのですが、なんで捨てたくないのか、理由として考えていたこと、電子化することによってどんな変化があるのかを、本当に本を裁断した後になって後悔しないように、一旦書き出してみました。

・本を捨てたくない理由

①自炊(電子化)が面倒:自炊の作業そのものが面倒。自炊したものをデータとして探すのが面倒ではないか。→作業そのものは確かに面倒。データとして探すのは、ファイルのタイトルのつけ方で何とでもなります。さらに文字認識機能があるので、内容(文章)まで検索出来てしまいます。

②また読むかもしれない:これは自分自身かもしれないし、子供が将来読むかもしれないと考えてました。→電子書籍でも読むことはできる。子供のことを考えるなら電子化しておいた方が読みやすいのでは?と考えました。

③本をみて懐かしむため:本そのものをみて、あの時こんなものを読んでたなと懐かしみたかった。→これに関しては電子化してしまったら現物がないので、感じ方はかなり変わってくると思います。諦める必要があります。

④折角買ったのに、切るなんてもったいない:裁断作業への抵抗を感じるか、です。→感じました。あまり読んでない、綺麗な本ほど切るのに抵抗を感じます。これも正直諦めるしかないです。あまりに綺麗な本であれば、メルカリ等で売った方が良かったと思いました。

電子化の手順

裁断機とスキャナーのレンタルです。どんどん本を裁断してスキャナーにかけていきます。一週間レンタルしましたが、2-3日で済みました。レンタル費用は1万円以上かかりました。これで部屋が広くできると思えば、出してよい出費だと思っています。

やってみてどうなのか

電子化して結果どうなのか、は、冒頭にも記載した通り、やってよかったと思います。今のところ何も問題を感じません。むしろ、いつでも、思い出したタイミング、必要なタイミングで本を出して読むことができるので電子化した方が良かったと思います。

自炊作業自体は、疲れます。

注意点としては、綺麗な状態の本もいくつかあったので、事前にそのまま売った場合は、いくらぐらいで売れるのか、調べてから裁断すればよかったと思いました。高値で売れるものは、本当に裁断すべきか吟味が必要だったかと思っています。電子化しても読まないなと思うものも、あったのですが、一つ一つ考える時間がなかったので、ほぼ全部やってしましました。

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