速度を取るか、燃費を抑えるかで、結局ガソリン代はどれぐらい違うの?

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はじめに

ハイブリッド車で高速道路を走っていると、自動車の速度により燃費が異なるのによく目が行きます。

ガソリン代が高騰している昨今なので、燃費が良くなるように心がけながら運転します。しかしながら、結局どの程度得しているのか、考えたことがなかったので、簡単に計算してみました。

結論:時速100km以上は出さない方がいい。

走行距離50km、ガソリン価格160円/lでの計算結果は下表になりました。

速度と燃費の値は、実際に走行した際の値で、走行状態(風の向きなど)によって出てくる値が違います。

①時速100kmと110kmでは、約300円の差額。到着時間の差はたったの3分。1分縮めるのに100円かかっていることになります。

②時速80kmと100kmでは、110円差額。到着時間の差は8分。時速80~100kmの範囲では、1分縮めるのに14円です。

~100kmとそれ以上で、速度UPに伴うコスト(燃料費)が大きく異なりました。100km/h以上はよほどのことでなければ出さない方がよいかという結論です。

その他の計算

ガソリン消費量や燃費の値を見ても、感覚的にピンとこない為、以下のようなグラフを作成してみました。(10km/l:ガソリン車、17,22km/l:ハイブリッド車のイメージです。)

図2

例えば、100km(横浜から富士山まで)走ると、ガソリン車(10km/l)だと燃料費1600円なのが、ハイブリッド車(22km/l)だと700~900円で抑えられます。

図3

ガソリン代が高騰すればその影響は、ガソリン車の方が大きい。50km走るのに、ガソリン車であればガソリン単価により150円ぐらい変わってくるのに、ハイブリッド車では、100円以下でした。

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